2013年10月29日にNSD 4.0.0がリリースされました。これはNSD 3からのメジャーバージョンアップのリリースになります。
NSD 3からの大きな変更点としては、次のものが挙げられます。
- 再起動することなしに、設定変更を反映することができます。NSD 3では再起動が必要でした。
- 制御コマンドnsd-controlが新たに追加されました。デーモンの起動や停止や設定変更の反映や統計情報の出力などを行うことができます。
- nsdc, zonec, nsd-notify, nsd-patch, nsd-xferは無くなりました。これらの機能はnsd本体およびnsd-controlに取り込まれています。
- パターン機能により動的なゾーンの追加や削除を行うことができるようになりました。
- libevent(libevのlibeventラッパーも含む)を採用し、1000以上のTCP接続を扱えるようになりました。
- 性能が向上し、より多くのゾーンを扱えるようになりました。
詳しくはアナウンスメール「[nsd-users] NSD 4.0.0 release」を参照してください。
次の場所からダウンロードできます。
- http://www.nlnetlabs.nl/downloads/nsd/nsd-4.0.0.tar.gz
- SHA1: b3ebd669be8e830f62062d12be55242ca41da369
- SHA256: 62608a409d0f68c9d8d4595031b9de9130ac02efe39733be5dee40d5a90e991c