Unbound 1.4.22が2014年3月12日にリリースされました。
主な変更点は次の通りです。
- ldnsをldns/サブディレクトリ内のコアldnsに分離。configureのときに--with-ldnsは不要になり、libldnsに依存しなくなった。
- interface:の別名としてip-address:が利用可能。nsd.confとの一貫性のため。
- acl_deny_non_localとrefuse_non_localを追加。
- so-reuseport: yesnoオプション。Linuxのスレッド間で等しくクエリーを分散する。reuseportが試みられたら、失敗時にフェールオーバーする。
- delay-close: msecオプション。UDP応答がタイムアウトしたポートのクローズを遅らせる。ポートのオープンを維持し、正しい応答のみを受け付ける。この正しい応答は使われないが、ポート拒否のICMPが生成されないようにポートはオープンされる。
変更点についての詳細は[Unbound-users] Unbound 1.4.22 releasedをご覧ください。
Unboundは公式サイトからダウンロードできます。