NSD 4.1.0が2014年9月4日にリリースされました。
主な変更点は次の通りです。
- DNSラウンドロビン対応。round-robin: yesを指定することにより利用できる。
- database: ""の記述によりデータベースのmmapなしに起動。メモリの使用量が削減される。ゾーン情報はテキスト形式のゾーンファイルから読み込まれる。
- zonefiles-writeオプション。databaseが""の時に利用できる。サーバは毎時にディスクに変更されたゾーンファイルを出力する。
- xfrdfile: ""の記述によりゾーン転送のステータスファイルxfrd.stateが無効化される。有効であれば、以前と同じくサーバ起動時にシリアル値の更新のためにはゾーンはチェックされない。
- includeのワイルドカードglob対応。include: "foo/nsd.d/*.conf"のように記述できる。
- log-time-asciiオプションがデフォルトyesになった。
- nsd-control addzoneはゾーンがすでに存在していたら報告する。
- ゾーンの文法チェッカーツールnsd-checkzoneの追加。
- --with-max-ipsのデフォルト値を8から16に増やした。
変更点についての詳細およびダウンロードは公式サイトを見てください。