NSD (Name Server Daemon) は高性能で簡単なオープンソースの権威ネームサーバです。
NSDはRFCに準拠した権威ネームサーバです。最初にルートサーバのシステムによって使用されるネームサーバ実装に関して、より遺伝子の多様性を考慮するために考えられました。そして、速度と信頼性と安定性とセキュリティが高く重要である環境における操作のために開発されました。NSDは現在k.root-servers.netのようなルートサーバで使われています。さらに、いくつかのトップレベル ドメインのレジストリでも使われています。
NSDはNLnet LabsとRIPE NCCの共同チームにより作られました。
日本語マニュアル
日本Unboundユーザ会が翻訳したNSDのマニュアルです。
- nsd(8) - デーモン
- nsdc(8) - デーモンを制御するシェルスクリプト
- nsd.conf(5) 設定ファイル
- nsd-checkconf(8) - nsd.confをチェックするプログラム
- nsd-notify(8) - 通知を送信するプログラム
- nsd-patch(8) - IXFRによる変更をゾーンファイルに書き戻すプログラム
- nsd-xfer(8) - コマンドラインからAXFRを使って、マスタ サーバからゾーンを受け取るプログラム
- zonec(8) - ゾーン コンパイラ